キャッサバ栽培を通じて「女性の平等」実現をサポート プロジェクトテーマ-3【平等】女性たちが平等に活躍できる社会を!
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キャッサバ栽培を通じて「女性の平等」実現をサポート

この4月1日、「Do well by doing good.」活動で実行するプロジェクトをお客様に決めていただく「投票」のシーズン3がスタートしました!生産者の自立や環境保全につながるプロジェクトに簡単に参加できる「投票」は、「imperfect表参道」がオープンした2019年7月から始まり、同7月から2020年3月に投票が行われたシーズン1、2020年4月から先月2021年3月で投票を締め切ったシーズン2を経て、新しいテーマでシーズン3がスタートします。投票をきっかけに世界の生産現場に存在する社会課題を知り、知ることを通じて世界と社会がよくなる活動に少し参加できる。そんな投票に、皆さんもぜひ参加してみませんか?

「DOWELL magazine」は「あなたの行動で世界をよくする場づくりマガジン」。「Action」のカテゴリーでは、さまざまな社会課題を読者の皆さんに自分ごととしてとらえていただき、具体的にどのようなことができるかを提案していきます。

女性は男性のサポート役?

チョコレートの主原料であるカカオの生産地として有名なガーナ。日本のカカオ総輸入量は約5万tですが、そのうちの約3.2万tがガーナ産です(2019年度)(※注1)。このように同地のカカオから作られたチョコレートは日本にも多く流通し、食べる人を笑顔にしてくれます。しかし、その笑顔の元を作ってくれるガーナのカカオ農園ではある社会課題を抱えています。

その社会課題とは、活躍を求める女性たちにそのチャンスが少ないこと。カカオ農園の仕事はカカオの木の管理や実の収穫など多岐に渡り、男性も女性も等しくすべての工程でカカオ豆栽培に携わりますが、女性は農園主である夫や男性のサポート役であるという認識がまだ強く、収穫されたカカオ豆を市場で販売するのはほぼ例外なく男性が担う(※注2)など、女性自身が十分な収入を得られる機会も限られています。また、女性の農園外での就労機会やキャリア形成のチャンスも少なく、経済的に自立することが難しいと言われています。

ガーナにおける女性の地位

ガーナではいまだ、女性は男性に従うべき存在(※注3)というのが一般的な認識となっています。意見を示したい場合は、男性を介して発言をしなければならないことも多いそうです。また、教育においても男女の格差が見られ、たとえば、大学・短大の進学率は男性が約15%に対し女性は約9%(※注4)。少女たちは、多くの知識やスキルを身につけキャリアを形成することよりも、家庭に入ったり、あるいは労働力として仕事を手伝ったりするほうが重要と考えられているのかもしれません。ちなみに、18歳未満で結婚する割合は男性だと2%程度ですが、女性は20%を超えています。

キャッサバの栽培で収入を得る機会を応援

今回のプロジェクトテーマ-3「【平等】女性たちが平等に活躍できる社会を!」の目的は、社会での活躍機会を得たいと願うガーナの女性たちが収入源を確保する機会を作ることです。そのために、ガーナの主食の一つであるキャッサバの栽培と加工・販売のサポートを行い、女性たちに就労機会や活躍の場、収入源を得る環境を提供します。

キャッサバは栽培が容易で、やせた土地でも育ちやすく、栄養価も高い芋類。タピオカの原料として知られ、アジアでは加工品が流通しています。

このキャッサバ栽培に関する農学教育や、現地で食されるアティケ(キャッサバ芋を蒸したもの)などに加工する方法や機械を提供しようというのが今回のプロジェクト。キャッサバを栽培するだけではなく、粉末や加工食品など付加価値のある商品を開発・販売することにより、女性たちは新たな収入源を確保することができるのです。こうした収入の増加が自立につながり、将来的な女性たちの地位向上につながることを目指しています。

キャッサバの栽培と販売のサポートが、女性の「平等」を実現するための第一歩となることを願って。

Steaming of manioc semolina to make attiéké.

The attieké is ready for consumption

imperfect表参道で商品を買うことが応援

日本初のウェルフードマーケット&カフェ「imperfect表参道」では、どなたでも簡単に、「Do well by doing good.活動」へ参加していただけます。

「imperfect表参道」にて1回のお会計につき1枚お渡しするチップを、imperfectが提案する、世界の「食」と「農」を取り巻く課題解決のための3つのプロジェクトの中から、ご自身が応援したいテーマに「投票」してください。投票期間内で得票数が一番多いプロジェクトから実行していきます。

商品の購買、そして投票というアクションで、世界をほんの少しずつでも変えていきましょう!

<出典>

(※注1)日本チョコレート・ココア協会「日本の主要カカオ豆国別輸入量推移」

http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/cacao/import_j2.html

 

(※注2)Oxfam International 「WOMEN’S RIGHTS IN THE COCOA SECTOR」2016年3月

https://s3.amazonaws.com/oxfam-us/www/static/media/files/Womens_Rights_in_the_Cocoa_Sector_paper.pdf

 

(※注3)公益社団法人 アジア女性交流・研究フォーラム「ガーナ:アフリカの玄関口」

http://www.kfaw.or.jp/report/pdf/report_20160123_Ghana.pdf

 

(※注4)世界ランキング「ガーナの教育と学力の順位一覧」

http://top10.sakura.ne.jp/Ghana-p9.html

 

いいことをして、この世界をよくしていこう。~ DOWELL(ドゥーウェル)~
www.dowellmag.com

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