「Do well by doing good.活動」シーズン3に向けて(後編)/imperfect株式会社 芦田裕大さん
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「Do well by doing good.活動」シーズン3に向けて(後編)/imperfect株式会社 芦田裕大さん

『DOWELL magazine』の創刊時から編集部と提携し、「Do well by doing good.活動」に取り組んできたimperfect株式会社。その取り組みのひとつが、先日シーズン2の投票を締め切った「Do well by doing good.活動」です。この取組みは、imperfect株式会社が展開するカフェ「imperfect表参道」を訪れたお客様と一緒に、世界の農の生産現場に存在するさまざまな社会の課題の解決に取り組んでいこうというもの。前編では、2021年3月末に投票が終了したシーズン2の総括をご紹介しましたが、後編では、4月から始動した「シーズン3」の詳細などを中心に、今後の活動方針などを、引き続きimperfect株式会社の芦田裕大(あしだ・ゆうだい)さんにお話いただきます。

生産者のイキイキとした生活に着目したシーズン3

DOWELL編集部: 「Do well by doing good.活動」シーズン3についてお話を聞く前に、いまだ続くコロナ禍の影響について伺いたいのですが、投票に対するお客様の反応に影響はあったのでしょうか?

芦田さん: かつては当たり前だった日常が、もはや当たり前のことではなくなったことを目の当たりにし、消費に対する意識は大きく変化したと感じています。社会課題や環境問題は決して他人事ではないと意識する方が増え、社会との繋がりを改めて考えたり、サステナビリティに対する関心も高まっているのではないでしょうか。

投票におけるお客様の反応からも、「自分のイキイキとした生活ってなんだろう?」「どんなときに幸せを感じるのだろう?」「社会と私はどのように繋がっているのだろう?」と考えるきっかけになっているように思えました。私も含めて「今、自分なら何ができるだろう?」と自問自答する方が増えてきましたね。

DOWELL編集部: 社会全体が、自らを見つめ直すきっかけになったのでしょうか。そのタイミングでシーズン3がスタートしましたが、今回の投票の対象となる3つのプロジェクトの内容を教えてください。

芦田さん: テーマ1(環境)は、「受粉を助けるミツバチの生育環境を整えよう!」で、シーズン2から継続し候補としています。植物の受粉の際にミツバチは重要な役割を果たしますが、世界的にそのミツバチが減少傾向にあります。そこで、コートジボワールのカシューナッツの森に、ミツバチが健康に暮らせるような環境を整えようというものです。

テーマ2(教育)とテーマ3(平等)は、ともに新規候補です。

テーマ2は、「トウモロコシでコーヒー農家の食卓を支えよう!」です。

コロンビアの小規模なコーヒー農家は、コーヒーの価格変動や、気候の影響による収穫量の変化のために、家庭の収入が不安定になる傾向があります。そこでコーヒー栽培とは別に、彼らの主食となるトウモロコシの種子を提供し育て方を教えることで、自給自足を目指そうというプロジェクトです。農家の基本的な健康を支え、安定・安心してコーヒー栽培を行える環境を提供していきたいと考えています。

続いてテーマ3として、「女性たちが平等に活躍できる社会を!」を掲げました。

ガーナのカカオ農園の女性たちは、就労機会が少なく収入が限られています。そこで、主食であり栄養価の高いキャッサバ(タピオカの原料)の栽培という、カカオ栽培以外の就労機会を生み出そうというものです。さらに、キャッサバを実際に食事で使用する形に加工できる機械を提供することで、より多い収入を得られるサポートも行います。そのような取り組みを通じて、女性たちが平等に活躍できる社会を目指します。

DOWELL編集部: 新しい2つのプロジェクトは、生産者の生活の安定や就労機会を創出していこうというものですね。

芦田さん: そうです。一過性で終わらず、長期に亘り、生産者がイキイキとした生活をできるように応援する、ということを選考基準としました。

他企業とのコラボレーションに力を入れて、活動の裾野を広げていく

店内に設置された投票箱。imperfectが提案する、世界の「食」と「農」を取り巻く課題解決のための3つのプロジェクトは、最も票数が集まったものから実行される。

DOWELL編集部: 最近、他企業とのコラボレーションの機会も増えてきたということですが、imperfect株式会社が掲げてきた“食のよいサイクル”は、現状どのような形で進んでいるのか、また今後どのような展開を検討しているのか、お聞かせください。

芦田さん: 現在、コーヒーやチョコレートだけではなく、アパレルをはじめライフスタイル全般でのコラボレーションを実施しています。「よい消費の選択肢」があるということを多くの方に知っていただきたいですし、さらに、選択肢があるだけでなく、その背景にある社会課題や、生産者・企業の思いを少しでも知るきっかけが作れればと考えています。

ライフスタイルにおける、私たち一人ひとりの選択は、様々な形で生産者や地球と繋がっていると思います。そしてその選択の結果は、品質や環境の変化で返ってきているのではないでしょうか。そのようなサイクルが、多くの人に直感的に伝わるような取り組みを実現できればと考えています。もちろんimperfect 1社だけで世界や社会をよくしていくのは難しいので、今後もいろいろな企業や人とコラボレーションする中で、「こんな選択肢があるんだ」「こんな思いがあるんだ」ということを知ってもらえたらいいですね。

2021年2月にチーム・ハンサム!とコラボレーションを行った際の渋谷109 POP UP店内

DOWELL編集部: これからも分野の異なる企業とのマッチングにもより力を入れて「Do well by doing good.活動」の裾野を広げていくということですね。

それでは最後に読者に向けて、メッセージをお願いいたします。

芦田さん: 「Do well by doing good.活動」を通して、多くの方から「社会の課題に目を向けて、知る、または考えるきっかけになった」との言葉をいただき、本当に嬉しく思うとともに、今まで自分たちがやってきたことは間違っていなかったと確信を持つことができました。今年も皆さんと一緒に、引き続き「Do well by doing good.活動」を実施できることが楽しみでなりません。

私たちが取り扱っているコーヒー、チョコレートやナッツなどに限らず、ライフスタイル全般で、社会をよくするためのさまざまな選択肢があることを知っていただき「Do well by doing good.活動」を通して、新たな発見や体験ができる機会を提供していきたいと考えています。今年も「Do well by doing good.活動」へのご参加をお待ちしています!

いいことをして、この世界をよくしていこう。~ DOWELL(ドゥーウェル)~
www.dowellmag.com

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