初めてのお給料は自分のために?社会のために?(前編) 「消費という投資」をテーマに新社会人の消費意識を調査!
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初めてのお給料は自分のために?社会のために?(前編)

左から、マサヤさん、ミナさん、ユイカさん

働き方改革やリモートワークなど、大きな転換期を迎えつつあるワークスタイル。そのような時代にキャリアをスタートさせる新社会人の消費に対する意識はどのようなものなのでしょうか?そこでDOWELL編集部は、4月号のテーマである「消費という投資」を掲げた座談会を実施(※)。新社会人となる学生の方を招き、消費について語っていただきました。

(※)座談会は入社前の3月上旬に開催しています。

同じお金でも、お小遣い目的のアルバイト料と社会人としてのお給料は明らかに別物

DOWELL編集部: 本日は4月から社会人となる男性1名と、女性2名にご参加いただきました。みなさんはどのような業界でお仕事をスタートされるのですか?

マサヤさん: 広告代理店です。

ミナさん: 私はフリーランスとして働きます。IT系や出版系の企業から業務委託を受け、プロモーションなどの仕事に携わる予定です。

ユイカさん: 専門学校を出て、看護の職に就きます。

DOWELL編集部: 会社員、個人事業主に看護師と多彩ですね。みなさんはこれまでアルバイトの経験はありますか?

一同: あります。

DOWELL編集部: どんなアルバイトをされていましたか?、また初めてのアルバイト料はどのように使いましたか?

ミナさん: 大学1年生の時にカフェで。洋服を買ったり、友達とのランチなどに使いましたね。

マサヤさん: 僕は大学1年生の時にレンタルビデオ屋で初めてアルバイトを経験しました。ゲーム代に消えてしまったと記憶しています。

ユイカさん: 高校3年生の時に飲食店でアルバイトしました。私も友達と遊ぶのに使いました。

ユイカさん

DOWELL編集部: みなさん初めてのアルバイト料はお小遣いが目的だったということ?

一同: そうですね。ほとんど遊びとか、欲しいものに使っていました。

DOWELL編集部: あとひと月足らずでアルバイトではなく、社会人として仕事をすることになりますが、今のお気持ちは?

マサヤさん: 希望していた会社に就職が決まったので、入社が楽しみです。

ユイカさん: 私は命に関わるお仕事なので、ものすごく緊張しています。期待というよりは正直不安のほうが大きいですね。

ミナさん: 私の場合、すでに仕事に携わっているので、基本的には今と変わりませんね。ただ最近実家を出て一人暮らしを始めたので、生活していくためには、仕事を創り出していかないと…というプレッシャーを感じてます。

DOWELL編集部: 三者三様ですね。そんな想いで手にする初任給、その使い道で意識していることはありますか?

ユイカさん: 堅実に貯金したいと思いますが、専門学校の学費などで、親にかなり負担をかけてしまったのでお礼がしたいですね。モノではなく食事とかになるかも知れませんが。

ミナさん: 私はかなり意識しますね。フリーランスで一人暮らしをすることになりますので、家賃や生活費のことはもちろん、保険や税金のことも自分でやらなければなりませんし。でも、たくさん卒業祝いをいただいたので、初任給でそのお返しをきちんとしなきゃと思っています。

ミナさん

マサヤさん: 僕は就職のタイミングで実家に戻るので、正直、全く考えていなかったです(苦笑)。でも家にお金を入れないといけないな、とは思っていました。

ユイカさん: 私も実家なので、毎月少しですが家計に入れようと思っています。

DOWELL編集部: 学生の時にお小遣い目的でアルバイトで稼いだお金と、社会人として稼ぐお金は、やっぱりちょっと違いますか?

ミナさん: アルバイトの時は言われたことをこなすことでアルバイト料をもらっていました。でも、今後はフリーランスとして自分で仕事を獲得して、その対価として報酬をいただくので自分の意識としては全く別物。大切に使いたいです。

ユイカさん: 学生の時は自分が遊びたいからアルバイトをしていました。そのような目的で稼いだお金と責任を伴う仕事をがんばった結果のお給料への思い入れは、比較にならないほど違うと思います。

マサヤさん: 僕もまったく違うと思っています。自分がどれだけ活躍するかによって貰える金額も変わってきますし…。責任を感じますね。

「消費」は「投資」という考え方も意識していきたい!

DOWELL編集部: さて今回のテーマは「消費という投資」。ここからは大切なお給料をどう使っていくか?を含め消費に対する意識をお聞きしていきます。みなさんは「エシカル消費」という言葉を知っていますか?

ミナさん&ユイカさん: 初耳です。

マサヤさん: 僕は大学でそうした勉強をしてきたので、よく知っているほうだと思います。

マサヤさん

DOWELL編集部: マサヤさん、頼もしい!ではお二人に説明してもらっていいですか?

マサヤさん: エシカルは“倫理的な”という意味。現在の世界では、日本のような先進国の消費で、多くの発展途上国の人々が疲弊していると言われています。この現状を改善するために、先進国は責任を持った消費をしていこう、という概念がエシカル消費。例えば、ほんの僅かの報酬で労働させられているような不平等な環境で生産されたチョコレートはダメで、労働に見合った報酬がきちんと行き渡るような適正な価格で売られているチョコレートを買いましょうという考え方ではないかと。この理解で合ってますか?

DOWELL編集部: 補足しますと、エシカル(倫理的)消費は「人や社会、環境に配慮した消費行動」と定義されています。買い物をする際、価格、品質、安全性や自分の好みなどで選びますよね。でも自分のことだけでなく、その商品やサービスがどのようにして作られたかといった背景や、それを選ぶことで世の中にどんな影響を与えるかまで考えて消費しましょうという概念なのです。

ちなみにマサヤさんはこうした意識で消費したことはありますか?

マサヤさん: しようと思ってはいるものの、そういった商品はどうしても価格が高い傾向にあるので、今はなかなか手が出せなくて。社会人になってお金に余裕ができるようになると思うので、今回のテーマのように普段の「消費」を未来への「投資」として考えることを心掛けていきたいとは思っています。

(後編に続く)

初めてのお給料は自分のために?社会のために?(後編)

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