都会的なサステナブルライフを提案するセレクトショップ「CASA FLINE(カーサ・フライン)」の哲学
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
都会的なサステナブルライフを提案するセレクトショップ「CASA FLINE(カーサ・フライン)」の哲学

「DOWELLmagazine」の7つのカテゴリのうちのひとつ「Ethical on omotesando」は、東京・表参道を中心に、社会的・環境的価値の高い取り組みを紹介するカテゴリです。今回は、”地球や人に優しいライフスタイルセレクトショップ”として2018年3月30日にローンチ、表参道の住宅街エリアに旗艦店を構える「CASA FLINE(カーサ・フライン)」をご紹介します。(記者・ヒカリ)

自然と調和するモードなファッション

生産者の想いが込められ、環境負荷を軽減するよう配慮されたプロダクトを、独自の哲学とともに届けるブランドとして誕生したCASA FLINE。エシカル・サステナビリティを前面に打ち出したブランド理念もさることながら、都会的で洗練されたモードなデザインが支持され、数々のファッション誌でも取り上げられています。

自然と調和するモードなファッション”を提案するCASA FLINEのモノづくりでは、

・「オーガニック/サステナブル素材(環境負荷がより少ない素材・天然素材・エコ化学繊維の使用)」

・「ローカルメイド(地域に根付いたモノづくり)」

・「リユース/アップサイクリング(余剰素材の活用や在庫商品のリメイク・再販)」

・「クラフトマンシップ(国内外の伝統技術を取り入れたモノづくり)」

のいずれかの視点を持ったプロダクトのみを生産しています。

例えば、プリーツやアシンメトリーなバックスタイルなどディテールの美しいデニムドレスは「ローカルメイド」の視点から生まれたもの。岡山県の名産品である岡山デニムを使用することで、デニム産業に携わる人々の雇用を生み出し、伝統技術の継承につなげています。

2019年には、ロサンゼルスを拠点にサステナブルなライフスタイルを提案する吉川ひなのさんや、同世代女性から支持されるモデルの矢野未希子さんとのコラボレーションアイテムも発表。CASA FLINEが考える“都会の感度を持ったサステナブルライフ”を実践する女性たちとのコラボレーションを通じ、ブランドとしてのメッセージを発信しています。

サステナブルライフを叶える数々のセレクトアイテム

ブランドの枠を超えた「ライフスタイルセレクトショップ」を掲げるCASA FLINEでは、エシカルな活動を行うブランドや、消費者のエシカルな行動を促すブランドなど、CASA FLINEと共通するビジョンを持つブランドを国内外からセレクトし、販売しています。

例えば、日本の琺瑯(ホウロウ)メーカー「野田琺瑯」の保存容器は、長い年月にわたり使用できることから、使い捨てプラスチック容器の削減につながるとしてセレクト。他にも、生分解性に優れ海洋汚染を防ぐ洗濯洗剤シリーズや、自然の摂理に基づき開発されたオーガニック化粧品など、手に取る人をサステナブルライフへ導いてくれるラインナップが取り揃えられます。

ファッションアイテムに限らず、日々の暮らしを心豊かなものにしてくれる逸品と出会うことができるのも、CASA FLINEでのお買い物の魅力です。

タグやショッパー、内装にも光るサステナブルな工夫

サステナブルな世界の実現に向けたCASA FLINEのこだわりは、商品だけにとどまりません。

商品に必ず付けられているタグには、FSC認証紙や自然由来のソイインクを積極的に使用するなど、外からは見えない細部にまで、ブランドの理念が反映されています。

また、有料のショッパーやギフト包装には、再利用できる布ショッパーや日本古来の文化である風呂敷を採用し、包装ゴミの削減を促しています。

さらに、サステナブルな工夫は表参道にあるCASA FLINE本店にも。内装の壁面には漆喰を使用し、それ以外にも木材や鉄、革など、可能な限り土に“還る素材”を採用するように設計したのだそうです。洗練された現代的な空間でありながら、どこかホッと落ち着く温かさを感じるのは、そうした自然素材から生まれた空間であるがゆえなのかもしれません。

いちブランドの枠にとどまらず、独自の世界観を表現しながらサステナブルライフを提案するCASA FLINE。こうした取り組みを通じ、CASA FLINEで購入した商品を利用する行為そのものが、サステナブルな未来を作る第一歩になることを目指しているのだそうです。

そんなCASA FLINEの哲学を感じられる、サステナブルな工夫とこだわりに溢れたお店に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

▼CASA FLINE 表参道本店 インフォメーション

 

所在地 :東京都渋谷区神宮前 4-15-4 Y.C表参道第3ビル1F

電話  :03-6447-5758

営業時間:11時30分〜20時00分

定休日 :なし

ウェブサイト:https://casafline.com

いいことをして、この世界をよくしていこう。~ DOWELL(ドゥーウェル)~
www.dowellmag.com

ethicaブランドスタジオ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
キャッサバ栽培を通じて「女性の平等」実現をサポート
sponsored 【 2021/4/1 】 Action
この4月1日、「Do well by doing good.」活動で実行するプロジェクトをお客様に決めていただく「投票」のシーズン3がスタートしました!生産者の自立や環境保全につながるプロジェクトに簡単に参加できる「投票」は、「imperfect表参道」がオープンした2019年7月から始まり、同7月から2020年3月に...
「不完全な」この世界。だから、いいことをして世界と社会をよくしていこう。
sponsored 【 2019/7/1 】 Action
DOWELLへのプロローグ 私たちの生きる世界は「不完全」です。 そして、そうであるからこそ、人は完璧や究極を求めます。   では、無農薬栽培が正義で、減薬栽培は悪なのでしょうか? 審査会で100点を取ったコーヒーはおいしくて、90点のコーヒーはまずいのでしょうか? 果汁100%は本物で、果汁99%はニセモノ...
コーヒー農家が安定したコーヒー栽培を続けるために
sponsored 【 2021/4/1 】 Action
この4月1日、「Do well by doing good.」活動で実行するプロジェクトをお客様に決めていただく「投票」のシーズン3がスタートしました!生産者の自立や環境保全につながるプロジェクトに簡単に参加できる「投票」は、「imperfect表参道」がオープンした2019年7月から始まり、同7月から2020年3月に...
プレスリリース
ご送付先
DOWELL編集部
(ethicaブランドスタジオ内)

TEL 03-3440-2440

FAX 03-6701-7607

Email dowell@transm.co.jp

次の記事

「ふくしま逢瀬ワイナリー」のポップアップストア imperfect表参道にて新年1月5日までの期間限定で開催中
Well(よい)消費行動で社会が変わる/imperfect佐伯美紗子(前編) 【Cover Story】よりよい世界へ。よりよい社会へ。

前の記事