シェードツリーの植樹がコートジボワールでスタート! Do well by doing good.活動の報告第一弾!
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シェードツリーの植樹がコートジボワールでスタート!

「imperfect表参道」にて、2019年7月から2020年3月末まで実施した「Do well by doing good.活動」の第1回投票。多くの皆さまに投票いただいた結果選ばれたのが、「2万本の苗で森と生き物の命を守ろう!」プロジェクトでした。コロナ禍のため、実現するまで時間がかかりましたが、去る7月25日、コートジボワール共和国でついに苗の植樹が実行されました。imperfectのスタッフは、渡航制限のため立ち会うことができませんでしたが、現地の協力スタッフの力を借りて、植樹を実現することができました。今回はその活動を皆さまにご紹介します。

「投票」というプロジェクトの仕組み

「imperfect表参道」では、「環境」「教育」「平等」という3つのテーマで、コーヒーやカカオの生産者が抱える問題を、来店者の方々と一緒に考える取り組みを行っています。

そのひとつが、コーヒーやスイーツなどを購入されたお客さまに投票券を配布し、店内で紹介されている、世界の農と食を取り巻く3つの社会課題に関わる取り組みのうち、自分が応援したいテーマを選んで投票してもらうこと。その第1回投票の結果選ばれたのが、コートジボワールの森を再生するための「2万本の苗で森と生き物の命を守ろう!」プロジェクトです。

プロジェクトの詳細はこちら(https://www.dowellmag.com/46485/)をご覧ください。

「投票すること」を、社会課題を考えるきっかけとしてほしい

植樹のご報告をする前に、「投票箱」の仕組みを発案したimperfect株式会社 マーケティング部長 佐伯美紗子さんにお話を伺いました。

DOWELL編集部: お客様が参加できる「投票」という仕組みに込めた思いについて聞かせてください。

佐伯さん: 「社会課題の解決に参加する」と言うと、難しく感じるかもしれません。それを緩和して、お客様に楽しく、社会課題を知っていただける方法はなんだろうと考え抜いて採用したのが、投票という仕組みです。「投票すること」が社会課題を考えるきっかけとなり、またプロジェクトを自分ごととして捉えていただけるのではないかという思いも込めています。

DOWELL編集部: 今回、無事コートジボワールに苗を届けることができました。感想をお聞かせください。

佐伯さん: 投票に参加いただいたお客様の気持ちを無事に現地に届けることができ、まずは安心しました。まるで、この「imperfect表参道」とコートジボワールの農家がつながっているような感覚があります。そして、私たちの活動の第一歩を踏み出せたことを嬉しく感じると同時に、さらにこの活動の輪を広げていきたいという気持ちが強くなりました。

DOWELL編集部: 予想もしなかったコロナ禍を乗り越えてのプロジェクト実行になりました。どのようなお気持ちですか?

佐伯さん: 現地の方とお話をしながら、実際にカカオの森を見て、この活動が持つ意味をより深く理解したいという気持ちがあったので、私自身が現地に赴き、一緒に苗木を植えられなかったことは非常に残念でした。

ただ「imperfect表参道」の店内で、植樹の様子を映像でご報告でき本当に嬉しいです。というのも、この「投票結果の可視化」は非常に重要な意味があるからです。投票に参加いただいたお客様に、「自分の投票した結果がこうなったんだ」と実感していただくことは、お客様の次のアクションにもつながると思います。

DOWELL編集部: 第2期には、「受粉を助けるミツバチの生育環境を整えよう!」というプロジェクトが加わりました。このプロジェクトの目的を教えてください。

佐伯さん: ミツバチは私たちにも身近に感じられる存在だと思います。このプロジェクト自体はコートジボワールのカシューナッツの森で行われますが、ミツバチの減少という課題を抱えているのは日本も同じです。コートジボワールという遠い国の話と他人事のように捉えず、自分にも関係することかもしれないと、少しでも感じていただければと思います。

カカオ生産量世界一のコートジボワール

今回のプロジェクトが実施されたコートジボワールは、人口約2,500万人の、西アフリカに位置する熱帯の国。チョコレートの主原料であるカカオ豆の生産量は世界第一位で、世界の生産量の38%を占めています。ちなみに第二位は隣国のガーナ。この両国で、世界のカカオ豆の生産量の55%を占めています。

1985年には、国土の24%を熱帯雨林が占める緑豊かな土地でしたが、農地の急速な開拓によって原生林の多くが失われてしまい、2015年には熱帯雨林は11%にまで減少。生態系は乱れ、気候変動の影響も出始めています。

もともとカカオは日陰と定期的な雨を好む植物。熱帯雨林のような環境が、カカオの生育には最適なのです。そこで生態系の保護、森林の回復を目指して2万本の苗を植えようというのが今回のプロジェクト。

森林が回復することで、カカオの品質が向上し収穫量も増加すれば、生産者の収入を増やすことができるでしょう。

ついに迎えた植樹の日

植樹の当日、2020年7月25日のコートジボワールは、植樹に適したやや曇り空。今回、当初の2万本に、「Do well by doing good.活動」に賛同いただいた株式会社明治さまより提供された1,000本の苗を加えた2万1,000本の苗の寄贈先は、コートジボワール南西部、グランべレビー郡でカカオを生産する生産組合。この日は350人以上の村人が参加して、2万1,000本のうち、7,080本の苗を植えました。

今回植えたのは、成長が早く、20メートルを超える背の高い木になるニャンゴン。5年ほどで、カカオの木の高さを超えるまでになり、カカオに日陰を作ってくれるでしょう。

サステナブル活動とビジネスが両立する社会の実現に貢献していきたい

最後に、Do well by doing good.活動を推進するimperfect株式会社の浦野正義社長に、このプロジェクトを受けてのお話を伺いました。

DOWELL編集部: 21,000本の苗をコートジボワールで植樹できました。ご感想をお聞かせください。

浦野さん: コロナ禍で渡航できない中、パートナーのサポートもあり、お客様の思いを背負ったプロジェクトを無事に実行でき、またお客様にも動画でフィードバックできて、まずは安堵しています。ここで皆様にご理解いただきたいのは、これは現地への”寄付”ではなく、我々が事業継続し皆様に今後もチョコレートを楽しんでいけるように、森林破壊でカカオが取れなくなるかもしれないというリスクに対して、必要なマネジメントを行ったということです。

DOWELL編集部: ”Do well by doing good.活動”も、今回の投票のように消費者だけを対象にしたものではなく、企業が参加できる仕組みにもなっています。

浦野さん: 日本では、企業だけの論理でサステナブルな活動を続けてもなかなか根付いていかないと思います。ですから、消費者の皆様と企業が一緒に取り組むことが大切だと思っています。今回、日本を代表する菓子メーカーである株式会社 明治様は、Do well by doing good.活動に共感され、苗を1,000本ご提供くださいました。

また、明治様に加え、UCC上島珈琲株式会社様とわれわれimperfect株式会社の3社がコラボレーションして「imperfect表参道」で実施したコーヒーとチョコレートのイベントには、多くのお客様にご参加いただきました。

明治様、UCC様は、どちらも生産地の森林保全に取り組まれていますが、明治様は森の再生、UCC様は森を守るというように両社のアプローチは違います。しかしこれからも森を守っていきたいという想いは同じです。

このように、企業の皆様の想いをつなぎ、消費者の皆様にもそれをお伝えしながらビジネスを広げていくお手伝いにも、Do well by doing good.活動は貢献できると考えています。

DOWELL編集部: 最後に、これからのDo well by doing good.活動への思いを聞かせてください。

浦野さん: Do well by doing good.活動は、消費者の皆様だけ、あるいは企業だけで成立するものではありません。これからもこの活動への共感の輪を広げ、消費者と企業の皆様とともにサステナブル活動とビジネスが両立する社会の実現に貢献していきたいと思います。

まずは知ること、そしてできることから始めよう

今回実現した「コートジボワールに2万本の苗を届ける」という大きなプロジェクトは、もともとは「imperfect表参道」を訪問した一人ひとりのお客様が社会課題に触れ、関心を持ち、投票をするという小さな行動から始まったものです。

浦野社長のコメントにあるように、よい社会をつくっていくためには、企業と消費者が一緒に取り組みを進めていく必要があります。そのために、私たち消費者は、まず社会にどのような課題があるのかを知り、その解決につながるように、消費を含めた生活を送っていく。そのことが大切なのだと思います。

Do well by doing good.活動「2万本の苗で森と生き物の命を守ろう!」プロジェクトのご報告映像

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